横綱大の里は何部屋,親方は？力士情報と父親についても調査

2025年5月、第75代横綱に昇進した大の里泰輝（おおのさと たいき）は、わずか2年で頂点に立つという異例のスピード出世で大相撲界に新風を巻き起こしています。

この記事では、大の里が所属する部屋や師匠である親方の情報、詳しいプロフィール、相撲人生、そして支えとなった父親との絆について徹底調査します。

大の里の所属部屋は「二所ノ関部屋」

大の里が所属するのは、茨城県稲敷郡阿見町にある【二所ノ関部屋】です。

▶ 所在地：〒300-1152 茨城県稲敷郡阿見町荒川本郷139-1

この部屋は、元横綱・稀勢の里（現・二所ノ関親方）が2021年に創設した比較的新しい部屋でありながら、すでに数々の有望力士を輩出しています。

清潔な稽古場と整った設備、そして何より親方の熱心な指導により、多くの若手力士が技術を磨いています。

師匠・二所ノ関親方（元横綱・稀勢の里）とは

親方である二所ノ関親方（元・第72代横綱 稀勢の里）は、現役時代に日本出身力士として19年ぶりに横綱へと昇進した実力者です。引退後もその情熱は冷めることなく、指導者として後進の育成に情熱を注いでいます。

大の里に対しても「努力を惜しまない真面目な性格。土俵に立つ姿勢に責任感がある」と高く評価しており、厳しい稽古の中にも温かさを感じさせる育成スタイルが、現在の大の里の土台を築いてきました。

大の里の父・中村知幸さんとの深い絆

大の里の成功の背景には、父・中村知幸さんの存在が大きく影響しています。知幸さんはアマチュア相撲の経験者であり、自らも相撲の厳しさと喜びを知る人物です。

コロナ禍で大学の相撲部が活動休止となった時期、大の里と父は地元・石川県の山で特訓を続けていました。山道で父を背負って走るトレーニングは、精神力と体力を同時に鍛える過酷なものでした。

昇進伝達式では、「まだ実感がわかない。ただ、ここからが勝負。とにかくケガなく頑張ってほしい」と語った知幸さん。母・朋子さんとともに、日々の食事管理や生活面でも全面的に息子を支えてきました。

「大の里の前に大の里なし。大の里の後に大の里なし。生きる伝説になってほしい」

という知幸さんの言葉には、父としての誇りと期待が込められています。

大の里のプロフィール一覧

項目	内容
四股名	大の里 泰輝（おおのさと たいき）
本名	中村 泰輝
出身地	石川県河北郡津幡町
生年月日	2000年6月7日（2025年で25歳）
身長	192cm
体重	177kg
出身大学	日本体育大学
所属部屋	二所ノ関部屋
初土俵	2023年5月（幕下付け出し）

石川県津幡町出身の大の里は、2000年6月7日生まれ。身長192cm、体重177kgという恵まれた体格で土俵を駆ける、第75代横綱です。

アマチュア時代から現在までの歩み

大の里は小学生時代から相撲を始め、中学・高校時代には全国大会で常に上位入賞する実力を持っていました。特に高校では全国高等学校相撲選手権で頭角を現し、日体大進学後は学生横綱としてその名を全国に轟かせました。

2023年に幕下付け出しでプロ入りを果たすと、快進撃を続け、初優勝・二度目の優勝と立て続けに結果を残しました。そして2025年夏場所で4度目の優勝を果たし、第75代横綱へと昇進。

このスピード昇進は、貴乃花以来の最速とも言われており、大相撲史に残る記録的な出世劇としてファンに語り継がれています。

大の里の相撲スタイルと人柄

大の里の特徴は、前に出る押し相撲。力強く突き出しながら、最後まで攻め続けるスタイルが持ち味です。加えて、冷静な判断力や勝負勘の鋭さが随所に光ります。

また、稽古では誰よりも早く土俵に立ち、誰よりも長く汗を流す努力家。土俵外では常に礼儀を忘れず、年下の力士に対しても謙虚に接する姿勢が親方や関係者からも高く評価されています。

今後の展望と期待

横綱としての責任は重く、「勝って当たり前」という厳しい立場に置かれます。だからこそ、大の里にはさらなる成長が求められます。

二所ノ関親方も「現状維持では追いつかれる。常に進化し続けてほしい」と語っており、大の里もまたその期待に応えるべく日々の鍛錬を欠かしません。

まだ25歳という若さから、今後10年以上にわたって大相撲界の主役として活躍する可能性を秘めています。父との絆、親方との信頼関係、そして何より自分自身の努力を武器に、大の里がどこまで頂点を極め続けられるのか、今後の活躍から目が離せません。

まとめ

大の里泰輝は、石川県出身、日本体育大学卒の実力派力士であり、2025年に第75代横綱に昇進しました。

所属する二所ノ関部屋では、元横綱・稀勢の里（現・二所ノ関親方）の厳しくも温かい指導を受け、飛躍的な成長を遂げています。

アマチュア時代から全国レベルの実績を積み重ね、幕下付け出しでプロ入り後は破竹の勢いで勝ち星を重ねました。

その背景には、相撲経験者の父・中村知幸さんの支えがあり、コロナ禍でも親子二人三脚で特訓を重ねるなど、強い絆が力の源となっています。

押し相撲を武器にしつつ、冷静な勝負勘と礼儀正しい人柄でも多くの支持を集めています。

まだ25歳という若さで頂点に立った大の里が、今後どのように相撲界を牽引していくのか、期待は高まるばかりです。